当院の特徴の一つが「漢方診療」です。
群馬中央病院和漢診療科小暮敏明先生に漢方診療をご指導戴き、平成15年から西洋医学と東洋医学を融合させた耳鼻科漢方診療を行っています。

西洋医学は進歩していますが、専門化が進み、体と心を共に診療できる医師が少なくなりました。
耳鼻科は「聞く・嗅ぐ・味わう」の感覚を診療します。めまい・ふらつきの平衡感覚も耳鼻科の専門です。
感覚は精神状態に影響されやすく、患者さんの「こころ」の問題が耳鼻科疾患の原因になっている事があります。
「こころも見つめられる医師になりたい」これが私の漢方を始めた理由でした。
また西洋医学でもすべての病気を治せるわけではないのが事実です。疲れ、冷え症、食欲不振など。
当たり前のことかもしれませんが、ほとんどの病気の背景には「過労」「ストレス」があり、これも西洋医学的対応は困難です。
漢方は西洋医学で対応できない部分を補うことができます。
当院では「漢方で体調を整える」ことも考えながら診療しております。
なお、漢方診療は保険診療ですのでご安心ください。
また、小児においても安心して服用可能な漢方薬を内服治療に取り入れております。